旧小津清左衛門家住宅(松阪市)概要: 小津家の祖先は伊勢国司だった北畠家の家臣木造家に仕えた豪族だった家柄で江戸時代には三井、長谷川、長井等共に豪商として名を馳せました。明治時代にはさらに発展し小津銀行や小津細糸紡績所、小津武林起業会社を経営しています。
現在の主屋は1700年前後に建てられたもので木造2階建、切妻、桟瓦葺、平入、間口が広く屋根の左右には袖壁と高く掲げられたウダツがあり正面には下屋庇が取り付けられています。敷地内には享保15年(1730)に建てられた前蔵や元文3年(1738)に建てられた内蔵、安政2年(1855)に建てられた向座敷などの建物が残り三重県指定史跡に指定されています。現在は松阪商人の館として一般公開されています。
旧小津清左衛門家(松阪商人の館):上空画像
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