松阪神社概要: 松阪神社の創建は不詳ですが延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載されていた式内社とされ、長く当地方を支配した飯高氏の崇敬社として庇護されてきました。
当初は意悲神社と称していましたが天正16年(1588)、蒲生氏郷が松阪城を築いた際、当社を城の鎮守社として社殿を造営し正八幡宮の分霊を勧請合祀した為、八幡宮と呼ばれるようになりました。
氏郷が鶴ヶ城(福島県会津若松市)に移封になり、文禄4年(1595)に吉田重勝が城主になると以前から信仰していた宇迦之御魂命の分霊を勧請し相殿に祀りました。
江戸時代に入り紀州藩領になると歴代松阪城主から崇敬庇護され、着任時には城主自ら参拝を行い、元旦には名代を代参させています。明治4年に郷社に列し明治41年に多くの神社と合祀して松阪神社に改称しています。
松阪神社:上空画像
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