伝松阪城土蔵概要: 御城番屋敷土蔵は江戸時代末期に松阪城の隠居丸に建てられたものを、松阪城が廃城後に苗秀社に払い下げられた建物と伝えられています。土蔵平屋建、切妻、桟瓦葺、桁行12間半、梁間3間、外壁は白漆喰で仕上げられ妻面には下見板張押縁抑で囲われています。
3方には下屋庇が取り付けられ、庇の下での作業や通行が出来るようになっています。伝承が本当だとすると現存する数少ない松阪城の遺構として貴重なことから平成15年に三重県指定文化財に指定されています。
御城番屋敷土蔵(松坂城移築米蔵):上空画像
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