歌行燈句碑(桑名市)概要: 明治42年(1909)、泉鏡花が大塚本陣跡である船津屋に泊まった際、印象深かった為、「歌行燈」という小説の中で船津屋をモチーフとした湊屋という旅館が登場しています。
昭和14年(1938)、劇作家である久保田万太郎が「歌行燈」を戯曲にすることを依頼されると船津屋に泊まり込み3ヶ月程で完成しました。当句碑の句は昭和18年(1943)に「歌行燈」が映画化される際、万太郎が再び船津屋を訪れ詠んだもので「かはをそに 火をぬすまれて あけやすき 万」と刻まれています。
歌行燈句碑:上空画像
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