平忠盛塚(津市)概要: 平忠盛は従四位下に昇進し武士として始めて昇段を許された事から平家繁栄の祖と言われています。当地はその忠盛の生誕地と推定されている場所で、塚には忠盛が生まれた時に身に着けた胞衣が埋められたとされ「胞衣塚」との別称があります。
敷地内の池は産湯に使ったと伝わる事から産湯池と名付けられ、大正6年には池の中央に置染神社付近の古墳から出土した石を使い石碑が建立されています。
忠盛塚の存在は古くから知られていて江戸時代初期に編纂された「勢陽雑記」にも忠盛生誕地との記述があります。平忠盛塚(平家発祥伝説地)は昭和14年に三重県指定史跡に指定されています。
平忠盛塚:上空画像
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