野村一里塚(亀山市)概要: 野村一里塚は三重県亀山市野村3丁目に位置しています。三重県内にあった12箇所(24)の一里塚の中で唯一現存している一里塚です。慶長9年(1604)、江戸幕府初代将軍徳川家康の命で東海道が整備され、その一環として亀山城主であった関一政が築造しました。江戸日本橋からは約424キロ、京都三条大橋からは約68キロの位置にあり往時は街道の両側に塚があり南側にはエノキ、北側にはムクの木が植えられていました。現在残されているのは北側の一里塚だけで推定樹齢400年、樹高18m、幹周5.36mのムクの木が聳え立っています。野村一里塚は貴重な事から昭和9年(1934)に国指定史跡に指定されています。
野村一里塚:上空画像
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