本宗寺(亀山市)概要: 本宗寺は三重県亀山市若山町に境内を構えてる真宗大谷派の寺院です。亀山藩主石川家の菩提寺だった寺院で当初は柔順寺と号していました。
延享元年(1744)に石川総慶が亀山藩に入封した事に伴い現在地に遷され、江戸時代末期の嘉永4年(1851)に石川家の本貫地に境内を構えている土呂殿本宗寺(愛知県岡崎市美合町平地)に因み寺号を改めています。
当時の家老職を務めた加藤家の墓碑が建立されています。
本宗寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行3間半、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、亀山城の三重櫓の古材が再利用されており貴重な建物となっています。
宗派:浄土真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。
本宗寺:上空画像
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