本久寺(亀山市)概要: 常現山本久寺は三重県亀山市御幸町に境内を構えている法華宗陣門流の寺院です。亀山藩主石川家の菩提寺で歴代藩主の位牌など縁の品々を数多く所有しています。
中でも茶室半鐘(高さ60cm、径40cm、四季の山水画が張り込まれています。)は江戸時代の画家英一蝶が下絵を書いて鋳造させたもので、当初は石川義孝に贈り、石川家の茶室の半鐘として利用されていましたが義孝が亡くなると本久寺に移されました。茶室半鐘は貴重な事から昭和27年(1952)に亀山市指定文化財に指定されています。
本久寺山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門。本堂は木造平屋建て、寄棟、桟瓦葺き、平入、桁行6間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押え。山号:常現山。宗派:法華宗陣門流。
本久寺:上空画像
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