森家住宅(亀山市)概要: 森家住宅は三重県亀山市野村町に屋敷を構えている古民家で、主である森家は屋号「おもや」を掲げる有力商人だった家柄でした。
現在の建物は明治時代後期、東海道沿いに建てられた町屋建築で、木造平屋建、切妻、桟瓦葺、平入、建築面積161u、外壁には下屋庇を設け、正面壁は黒漆喰仕上げに意匠的な開口部、両妻面は塗屋造りとして防火対策を施しています。
森家住宅は東海道沿いに残る数少ない町屋建築として貴重で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成五23年(2011)に国登録有形文化財に登録されています。
森家住宅:上空画像
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