伊勢市: 世義寺

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概要・歴史・観光・見所
世義寺(伊勢市)概要: 教王山世義寺は三重県伊勢市岡本に境内を構えている真言宗醍醐派の寺院です。世義寺の創建は天平年間(729〜749年)、聖武天皇の勅願により行基菩薩によって開かれたのが始まりと伝えられています。当初は伊勢神宮外宮の南方にありましたが建長年間(1249〜1255年)、圓海律師により西方の山田の地に移されました。寺運が隆盛し最盛期には修験道の先達として20余坊の塔頭を擁し北畠親房から寺領が寄進されるなど歴代領主からの庇護もありました。寛文10年(1671)、山田郷に大火があった際、被災は免れたものの、伊勢神宮外宮と余りにも近接していた事から当時の奉行の命で現在地に移転しました。

江戸時代後期には背後の山に四国八十八箇所を設けて多くの信者を集めましたが伊勢神宮の神道とは相容れないものがあり禁止されると、次第に衰微し、明治時代初頭に発令された神仏分離令とその後に吹き荒れた廃仏毀釈運動によって多くの塔頭が失われ威徳院だけとなりました。現在も修験道の名残が残り例祭で行われる柴燈大護摩は、千葉県の成田山、静岡県の秋葉山と並ぶ日本三大護摩の1つに数えられています。

世義寺は寺宝が多く陶経筒が国指定重要文化財、木造愛染明王坐像は三重県指定文化財、木造十一面観音立像と木造薬師如来坐像は伊勢市指定文化財に指定されています。世義寺本堂は木造平屋建て、宝形造、本瓦葺、桁行3間、梁間3間。大聖歓喜天堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、妻入、間口3間、奥行き5間、正面1間軒唐破風向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。役行者霊蹟札所、三重四国八十八箇所霊場84番札所。山号:教王山。山号:神宮寺。院号:宝金剛院。別称:世義寺。宗派:真言宗醍醐派。本尊:愛染明王。

世義寺の文化財
・ 陶経筒−治承2年(1178)−国指定重要文化財
・ 木造愛染明王坐像−鎌倉時代−三重県指定有形文化財
・ 木造十一面観音立像−平安時代−伊勢市指定有形文化財
・ 木造薬師如来坐像−平安時代−伊勢市指定有形文化財

世義寺:写真

世義寺
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