神宮文庫(伊勢市)概要: 神宮文庫は明治4年(1871)に伊勢神宮内宮の林崎文庫と伊勢神宮外宮の豊宮崎文庫等の古文書や蔵書を集めて設立しました。蔵書が増え、五十鈴川の氾濫で度々被害にあったことから高台である倉田山へ移転が計画され大正14年(1925)に現在の建物が建てられました。
正面の黒門は安永9年(1780)、御師である福島みさき太夫の宅邸の門として建てられ昭和10年(1935)に現在地に移築されたもので、切妻、本瓦葺き(鯱付き)、一間一戸、薬医門、袖壁付、江戸時代後期の邸宅門の遺構として貴重な事から昭和33年(1958)に伊勢市指定有形文化財に指定されています。
神宮文庫:上空画像
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