月夜見宮(伊勢市)概要: 月夜見宮は三重県伊勢市宮後1丁目に鎮座している神社です。月夜見宮の創建は不詳ですが延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳では伊勢神宮外宮の摂社の中で最初に記載され、承元4年(1210)に別宮に昇格しています。
祭神の月夜見尊は伊勢神宮内宮の祭神である天照大神の弟神で、天照大神が昼を司る太陽神であるのに対し月夜見尊は夜を司る月の神とされ、月夜見宮では月夜見尊の他、月夜見尊荒御魂の2柱が祀られています。
月夜見宮境内に鎮座する伊勢神宮外宮摂社の高河原神社は延喜式神名帳に記載されていた川原坐國生神社に比定されている神社で応永26年(1419)の火災で焼失後衰退し寛文3年(1663)に再興したと伝えられています。
伊勢神宮外宮とは境内が近く外宮の北御門から月夜見宮に至る参道は「神路通り」と呼ばれ神様が通る道と信じられ、参拝者は真ん中を歩くことは禁じられていたそうです。祭神:月夜見尊。
月夜見宮:上空画像
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