大智院(桑名市長島町)概要: 大智院の創建は長島城主松平定政が祈願所として開いたのが始まりされます。元禄2年(1689)、松尾芭蕉が伊勢神宮へ参拝の途中、弟子である曾良の叔父が大智院の住職だった事から当寺を訪れ「うき我を さひしからせよ 秋の寺」の歌を残しています(直筆の色紙「真蹟懐紙」が桑名市指定文化財)。
芭蕉が大智院を訪問して100年後には長島藩6代藩主増山正賢(号雪斉)が自筆による「蕉翁信宿処」の碑を建立、藩主自ら芭蕉顕彰碑を建立することは極めて珍しく桑名市指定文化財に指定されています。
大智院:上空画像
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