栄林寺(名張市)概要: 揚柳山栄林寺は三重県名張市本町に境内を構えている浄土宗の寺院です。栄林寺が何時頃開創されたのかは判りませんが、当初は念仏堂と号し、現在の名張市黒田に位置する法然寺の末寺だったとされます。
戦国時代の天正年間に発生した天正伊賀の乱の兵火により大きな被害を受け、再興した際に正式な寺院として開山し寺号を栄林寺に改め、一方、衰微した法然寺が末寺となっています。
栄林寺の本尊である木造阿弥陀如来立像は慶長14年(1609)に休味(堺の住民)によって彫り込まれたもので像高110cm。寺宝である木造阿弥陀如来立像(栄林寺の末寺である法然寺の本尊)は平安時代後期に製作されたと推定されるもので像高70cm、一木造。両像とも名張市指定文化財に指定されています。
山号:揚柳山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
栄林寺:上空画像
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