伊良子清白の家(鳥羽市)概要: 伊良子清白は明治時代から昭和初期にかけて全国を漂白した詩人で知られています。当建物は清白が大正11年(1922)に診療所を開業し昭和20年(1940)に大宮町に疎開するまでの23年間生活した家です。
建物は木造2階建、寄棟、桟瓦葺、外壁は下見板張押縁押さえ、1階の正面と背後に下屋庇があり、ガラス窓の桟や手摺など当時の意匠が見られます。近年、鳥羽駅前に移築され国登録有形文化財に登録されています。