如来堂(専修寺)概要: 如来堂は寛延元年(1748)に建てられたもので入母屋、本瓦葺、桁行5間、梁間4間、3間唐破風向拝付、屋根は二重ですが下部の屋根は裳階と呼ばれる庇のような意味合いで平屋建となっています。これは規模が隣接する御影堂より小さい為、ただ屋根を掛けただけでは高さに大きな差が出るとの理由からと推察されています。又、御影堂とは異なり、中国の故事に出てくる人物像や龍、漠など建物の細部には精緻な彫刻が随所に彫り込まれています。専修寺如来堂は江戸時代中期に建てられた大型寺院建築の遺構として大変貴重なことから昭和36年に国指定重要文化財に指定されています。
|
|
|
|
|