釘貫門(専修寺)概要: 専修寺の境内と門前町を分ける為に設けられた門で宝暦年間(1751〜63)に製作された木版画では3ヶ所が確認出来ます。現在は山門正面のものだけが残され当時の様子を伝えています。門といっても実際は扉のようなものがなく、両側の親柱に貫を通しただけのもので、前面の石橋を越え釘貫門を潜る事で仏が安置される神聖な空間と世俗空間とを別ける精神的な結界のような役割を持っていたと推定されています。専修寺釘貫門は江戸時代当時の形式を現在に伝える貴重なものとして平成15年に津市有形文化財に指定されています。
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