湯の山温泉: 三岳寺

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概要・歴史・観光・見所
三岳寺(湯の山温泉)概要: 三岳寺の創建は大同2年(807)、伝教大師最澄によって開かれたのが始まりとされます。当時は国見岳の中腹に位置し境内周辺は自然により造り上げられた修験場が広がり多くの修験僧が集い寺運も隆盛しました。多くの僧兵を擁し大きな影響力を持ちましたが、永禄11年(1568)、織田信長の伊勢侵攻により家臣である滝川一益が周辺の寺社と共に焼き討ちし多くの堂宇、記録、寺宝が焼失し衰退します。江戸時代に入ると菰野藩の藩主土方家から庇護され貞享3年(1686)には3代藩主土方雄豊によって現在地に薬師堂が再建されました。享保5年(1720)に比叡山延暦寺(滋賀県大津市坂本)の末寺となり現在の寺号を賜っています。江戸時代、大店の跡取り娘と使用人が恋仲となり、結ばれてはならぬ恋だった為、蒼滝に身投げをしようとしました。すると三岳寺の僧兵と思われる人物から温泉でも浸かりもう一度両親に相談しなさいと告げ姿を消しました。僧兵に言われた通りに実行すると不思議と両親の許しを得て2人は幸せになりました。感謝の意から三岳寺の僧兵を訪ねてみるとそのような僧兵は存在しない事を知り、仏様の化身が僧兵に姿を変え2人を助けたのだと悟ると、せめてもの気持ちから折鶴を奉納したと伝えられています。

三岳寺:写真

三岳寺
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