伊藤本陣跡(関宿)概要: 伊藤本陣は江戸時代、関宿にあった2軒の本陣のうちの1つで宿場町で大きな影響力を持ちました。本陣には大名や皇室、高僧などが宿泊や休息で利用した為、格式が高い建築が要求され当時の敷地間口は11余間、建坪69坪、唐破風の表門があったそうです。
現在残されているのは居宅と道具置場だった建物で木造2階建、切妻、桟瓦葺、平入、開口部が格子窓で2階外壁両側には袖壁が設けられ、2階の外壁が前に張り出すせがい造りになっています。