東追分(関宿)概要: 東追分は関宿の東端にあたり、東海道と伊勢別街道の分岐点でもありました。関西方面から東海道を利用し伊勢神宮に参拝を訪れた人達は関宿から伊勢別街道で伊勢を目指していた為、東追分に伊勢神宮の遥拝用の鳥居が設けられました。
当初、鳥居は寄進により建て替えられていましたが明治2年以降は伊勢神宮の式年遷宮(20年毎)の際に、内宮宇治橋南詰の鳥居を移すのが慣わしとなりました。鳥居の麓には常夜灯や一里塚、道標などが残り三重県指定史跡に指定されています。