風宮(伊勢神宮外宮・別宮)概要: 風宮の創建は不詳ですが長徳3年(997)に編纂された長徳検録で32社あった伊勢神宮外宮の田社(摂社より低い格式の末社同等とされます。)の4位に列していた事が記載されています。祭神は級長津彦命と級長戸辺命で格式が低いものの風を司る神として信仰され特に農業関係が深い事から風日祈祭などの神事が行われてきました。弘安4年(1281)の元弘の際、朝廷より勅使が派遣され戦勝祈願が行った所、暴風雨が元軍敗退の要因となった為、正応6年(1293)に別宮に昇格し当初の社号である風社から風宮に改称しています。江戸時代末期に諸外国の圧力が強まると文久3年(1863)に朝廷が攘夷の祈願を15日に渡り行れ国難回避に御利益があると信仰されていました。
風宮:上空画像
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