鵜森神社(四日市市)概要: 鵜森神社の創建は不詳ですが田原藤太秀郷が祀られています。秀郷の後裔である田原忠秀が文明2年(1470)に浜田城を築城し藤綱、元綱、重綱と4代に渡り城主を歴任します。元亀3年(1572)、織田信長の家臣滝川一益により浜田城が落城、神社は城の東南方向に鎮座していたそうです。安政8年(1779)に旧浜田城跡地である現在地に遷座し当時は江田神社と称していたようです。明治42年に現在の社号である鵜森神社に改称し平成2年に境内に祀られていた歴代城主の御霊が祀られていた4柱(田原忠秀、藤綱、元綱、重綱)が合祀されました。社宝である十六間四方白星兜鉢は田原忠秀によって寄進されたと伝えられるもので昭和30年に国指定重要文化財に指定されています。
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