正宮(伊勢神宮内宮)概要: 正宮は伊勢神宮内宮の核にあたり、板垣、外玉垣、内玉垣、瑞垣と4重に囲われている中心には中央に正殿、左右に西宝殿、東宝殿が配されています。特別に神聖視されている為、一般の参拝者は外玉垣の外からしか参拝が許されず写真撮影も禁止されています。正殿は唯一神明造りと云われる特別な建物で、切妻、茅葺、平入、高床式、鰹木10本(外宮は9本)、千木が内削(水平切)、柱はすべて桧の素木となっています。華美の装飾を一切廃した建物ですが荘厳な雰囲気が漂う神聖な空間で建築家ブルータウトは著書である「日本美の再発見」の中で「最大の世界的奇跡である。」と評しています。東宝殿は茅葺、神明造、内部には神宝類、幣帛、、神御衣などが納められています。西宝殿は茅葺、神明造、前回の遷宮時に撤下した神宝等が納められ外宮とは異なり正殿の背後に両殿が並んで配されています。又、外宮とは異なり御饌殿が無く宮比神と興玉神、屋乃波比伎神が板垣内に祀られています。
正宮(伊勢神宮内宮):上空画像
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