光岳寺(桑名市長島町)概要: 光岳寺の創建は不詳ですが古くは弘経寺と称し現在の千葉県関宿にありました。慶長7年(1602)、徳川家康は母親である伝通院の菩提寺に定め光岳寺に改称しています。
当時の領主で家康の異父弟である松平康元が光岳寺を庇護し、同家の移封先である加納藩(岐阜県岐阜市)、小諸藩(長野県小諸市)に随行し慶安2年(1649)、当時の当主松平康尚が長島藩に移封になると長島城下に移ってきています。光岳寺に祀られている沓踏子安延命地蔵菩薩は伝教大師最澄が自ら彫り込んだと伝えられるもので伝通院の念持仏でした。
光岳寺:上空画像
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