樹敬寺(松阪市)概要: 樹敬寺の創建は不詳ですが中世は松ヶ寺城下にあり天正16年(1588)、蒲生氏郷が松阪城を築城し新たに城下町を計画すると現在に移ってきました。本居宣長を生んだ小津家の菩提寺として知られ境内にある宣長・春庭(宣長の長男)の墓が国指定史跡に指定されています。
寺宝である木造地蔵菩薩立像は嘉元4年(1306)に製作されたもので像高83cm、寄木造、漆箔仕上げ、製作年代が明確で意匠に優れていることから昭和62年に三重県指定有形文化財に指定されています。