亀山古城(亀山市)概要: 亀山古城は鎌倉時代の文永元年(1264)に関実忠によって築かれました。以来、長きに渡り関氏の居館として機能してきましたが元亀4年(1573)、織田信長から反感を買い当時の城主関盛信が日野城に幽閉となり、新たに神戸信孝行が亀山城主となりました。
天正10年(1582)、盛信が許され再び亀山城主に復権し羽柴秀吉に従うようになると、秀吉と対立した滝川一益から攻められ一時接収されましたが天正11年(1583)、秀吉の侵攻により再び奪取し関一政が城主となりました。
一政は秀吉の家臣蒲生氏郷の与力大名として九州征伐や小田原征伐に参加し、氏郷が会津若松城(鶴ヶ城)(福島県会津若松市)の城主になると領内の白河城(小峰城)(福島県白河市)が与えられます。
新たに亀山の領主になった岡本宗憲は新城(同名の亀山城)を築いた為、廃城になっています。
亀山古城:上空画像
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