宇治山田駅(伊勢市)概要: 近鉄宇治山田駅は昭和6年(1931)に建てられたもので鉄筋コンクリート3階建、搭屋5階建、建築面積3201u、設計は久野節(元鉄道省建築課長)によるものです。外観はスパニッシュ様式と呼ばれるスペイン風の建物でスペイン瓦やテラコッタ、タイルで仕上げられています。開口部は縦長で中央には八角形の窓が配され随所に飾柱やレリーフなどが施されています。
近鉄宇治山田駅本屋は昭和初期に建てられた近代駅舎建築として貴重で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成13年(2001)に国登録有形文化財に登録されています。
宇治山田駅:上空画像
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