旧林崎文庫(伊勢市)概要: 旧林崎文庫は三重県伊勢市宇治今在家町に位置しています。伊勢神宮内宮の書庫兼学問所で前身である岡田文庫は南北朝時代に荒木田経延によって創設されました。当初は宇治郷岡田村にありましたが正平2年(1347)に火災により焼失しています。貞享3年(1686)、伊勢神宮外宮の豊宮崎文庫に触発され、今在家町丸山に内宮文庫が創設されました。内宮文庫は低地にあった為、五十鈴川の氾濫で度々被害にあい、元禄3年(1690)に林崎に移し林崎文庫と呼ばれるようになります。さらに文政6年(1823)に後方の高台に移転しています。明治6年(1873)、神宮文庫が創設されると蔵書が移され役割を終え、昭和29年(1954)に国指定史跡に指定されています。
旧林崎文庫:上空画像
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