御墓山古墳(伊賀市)概要: 御墓山古墳は5世紀前半に築造された2段式の前方後円墳で前方部裾から下方には葺石が施されていました。規模は全長約180m、後円部直径約100m、高さ約14m。前方部幅約80m、高さ約10m。
盗掘された為、副葬品は発見されていませんが三重県の中では最大級の規模であることから当地方を支配した首長級の人物の墳墓と思われます(伝承では孝元天皇の皇子、大彦命:四道将軍の墳墓と伝えられています)。
御墓山古墳は三重県最大級の前方後円墳で保存状態も良く大変貴重な事から大正10年(1921)に国指定史跡に指定されています。
御墓山古墳:上空画像
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