賓日館(伊勢市)概要: 賓日館は明治20年(1887)、英照皇太后(明治天皇の生母)の伊勢神宮参拝の宿所として建てられたもので、その後は皇族や要人など宿所や大正天皇、明宮嘉仁親王の避暑地として利用されました。
明治44年(1911)に二見館に払い下げとなり別館として利用され、平成11年(1999)に旧二見町(現伊勢市)に寄贈されました。
賓日館の建物は木造2階建、入母屋、桟瓦葺で、唐破風の玄関屋根や大広間など格式が高く当時の近代和風建築の遺構として貴重な事から本館、大広間棟、土蔵が平成22年(2010)に国指定重要文化財に指定されています。
現在は資料館として二見浦や賓日館の貴重な資料が展示されています。
賓日館:上空画像
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